クレヨン、それからカレンダー

チラシの裏よりすこしひろい

はじめ

やろうやろうと思っていたタスクのひとつにブログがある。

ツイッターの鍵垢で日記を書くようになって半年ほど経った。日記をつける習慣はつきはじめたのではと思う。

むかし長くブログを書いていた。文章にすると考えがすすんでゆく。文字にしておかないと考えたそばから忘れる。指が思考している。そういう習慣を再開したい。

 

古式ゆかしくチラシの裏ブログにでもしようかと思ったがチラシの裏よりは広いほうがよかろうとカレンダーにした。

子供の頃はつるつるした大きな紙が手に入るので朔日が好きだった。絵がうまいわけではないがあれこれとよく描いた。クレヨンはあの手の紙には食いつきが悪いので実際に使っていたのはカラーのサインペンだったと思うが。

友人が少ないのでひとりで考えていることを書くことも多いだろうが書きにくいので架空の友人との会話形式で書くことを許すことにした。架空の友人は実在の友人の言いそうなことを言う。架空の友人は実在の友人よりやや辛辣である。

 

エイプリルフールというものと縁遠くなった。

むかしは各企業サイトがエイプリルフールでわいのわいのしているのをまとめられているのを見ておもしろがったり見ているブログやツイッターのよくできた嘘を見ておもしろがったりしていたがいまではソシャゲのイベントのひとつという認識になってきた。近年は手の込んだイベントをやるタイトルも多い。ふざけるためにまじめに準備しているのだなと思うとしみじみする。

こういうのをぜんぶ「侘び寂びだな」と雑にまとめるので時々友人に雑さをとがめられる。

 

 

着物を買うようになった。

デイリー用の安物ではあるが金満家ではないのでそこそこウッとなる。ウッとなるが着物というのはびっくりするほどかわいい。なんなんでしょうねあれは。

わやわやなりに着られるようになったので月に一度は着て出かけようと思う。美術館に行きたい。月に一度は着物を着たいし月に一度は美術館に行きたい。

館とつく施設にばかり行く大人になった。美術館、博物館、資料館。映画館はそこまで馴染まない。年に数作舞台を観に行くので日時を指定されることに慣れている。映画は思い立ったときに行けるから却って一度も行かずに期間を逃している。家では集中力がないので外で観たい。街中にあるDVD観賞店というのを漫画喫茶の映画版だと思っていて、ああいうところで映画を借りればいいんだろうか、しかし漫画と違って映画は決まった時間を過ごすからせいぜい1〜2本しか観られないだろうなと思っていたら、あれはアダルトコンテンツを見る店だと言われた。しかし普通に(漫画喫茶のように)映画を見る店もあるとも聞く。まあ両方あるんだろう。見分けはどこでつくのかわからないが。

 

買ったココアがまずくて悲しかったがお湯ではなく牛乳で作ったらめちゃくちゃおいしかった。

乳脂肪分はすごいなと思った。

 

良い具合にとりとめがない。

 

本を読んで寝ようと思ったが眠いので読まずに寝る。